世論の力で脱原発へと導いたドイツ。その背景にはナチスの台頭を許し、悲惨な結末へと至らしめた過去の反省に立ち、歴史の事 実から目をそらすことなく自身の目で見て考える力を育ててきた国を挙げての努力がありました。市民一人ひ とりに民主主義が根付いているのは、まさしくpolitische Bildung「政治教育(民主的市民性教育)」の成果でしょう。選挙年齢が引き下げられた日本でも、ますます市民性教育への関心が高まっていますが、 はたして「市民一人ひとりの民主主義を育てる教育」を行っていると言えるでしょうか。このプロジェクトは日本の手本となるドイツの政治教育(民主的市民性教育)を紹介するとともに、日本の教育現場へのローカライズと実践を考えます。このウェブサイトでは過去のシンポジウムや学会発表で用いられた資料がそのまま掲載されています。ご自由にダウンロードしてごらんください。ご質問はページ下のcontactをご利用ください。